はじめの一歩

 それは23歳の時。私の夢を叶えるため親元を離れ飛び立った。

                                              「海外で生活したい」

その夢は幼少期から抱いていたもので、いつになってもずっと思い続けていた夢。

この夢を持ったきっかけは、母に薦められた習い事。英会話教室。

初め、あまり興味が無かった私だったけど次第に楽しくなり海外への憧れを持つこと

になった。海外ドラマがあれば観てたし、観光地の側に実家があるためよく外国の観

光客を見ては、心躍らせていた。

その夢を叶えるべく動いたのは、大学生の時。高校卒業してすぐにでも海外へ行きた

かったけど、両親に大学までは行くように言われ渋々4年間大学生。この時私は決め

た。必ず海外へ行く。でも親は頼らない。この世に生まれてから大学生までの間たく

さんのお金を費やしてくれた両親。彼らにこれ以上頼ってはダメだと思い、自分で稼

いだお金で海外へ行こうとアルバイトを掛け持ちした。大学生の間だけでの稼ぎじゃ

足りないと思い、卒業後の1年間フリーターでたくさん働いた。その結果やっと海外

へ飛び立つことができた。

今も時々父の言葉を思い出すことがある。

「海外から日本を見てごらん。違う景色が見えるはず。海外から見た日本はどうなの

か後で教えてくれ。頑張りなさい。」

父や母が背中を後押ししてくれたことで、自立への第一歩を踏み出せた。

父と母のおかげで今の私がある。

親からの自立であり、人として成長するための自立。

両親に伝えたい。

「あなたたちのおかげで私は今幸せです。ありがとう。」と…