ありがとうと伝えたくて

今週のお題 「おじいちゃん・おばあちゃん」

2017年12月31日 83歳だった私のばあちゃんは天国へ旅立ちました。大腸ガンを患い闘病生活を送っていたのですが、ガンは肝臓や肺に転移し人生の幕を閉じました。
ばあちゃんがガンを患っているのを聞いたのが、亡くなる2年前のこと。その時はまだ元気にご飯も食べれていたのだけれど、亡くなる1年前に会った時は食べても3口ぐらいとビールを少々。飲むのが好きだったばあちゃんは、闘病生活中でもビールをかかさない人でした。
海外に住んでる私は、ばあちゃんの最期の時を看取ることも出来ず 、ばあちゃんが亡くなったことを知ったのは、亡くなった半年後。どうして亡くなって半年も経った後なのか…それはばあちゃんの遺言だったからです。
「あの子にはまだ言わないで。」

 亡くなった半年後に父から送られてきた手紙とばあちゃんの写真。手紙には、ばあちゃんの遺言で知らせることが遅くなったことをすまないと詫びてありました。当時妊娠していた私に気遣って、自分が死んでも「あの子には言うな」と父に言っていたそうです。だから知らせるのが遅くなったと。    テレビ電話やメールでばあちゃんの容態のことを聞いていた時の父の態度から薄々は気づいていたばあちゃんの死ですが、父からの手紙ではっきりと伝えられた時は涙がポロポロ止まりませんでした。亡くなってからの半年間、父は私にばあちゃんがまだ生きているかのように嘘をついていたので、父が嘘をつくのにどれだけ辛かったかと思うとまた涙がボロボロ。

 亡くなってまだ1年経っていない今、時々ふと思い出す私のばあちゃん。
呑むのが好きで、声が大きくて、おしゃべりだけどすごーく優しい最高の私のばあちゃん。生まれ変わってもばあちゃんの孫でいたい。
ばあちゃんに伝えたい。
「たくさんの思い出をありがとう。私はあなたの孫で幸せでした。」と…